2020年の一年間の支出合計はいくらだったのか?目標の230万円は達成できた?

2020年は年間を通して毎月の出費を全て記録してきました。以前の記事でも書いていますが、FIREを達成するためにはまず自分が毎月、毎年いくら使っているのか、いくら使えれば十分なのかをよく把握している必要があります。そういう意味で家計簿をつけるのはFIREへの第一歩です。全ての収支を記録していくのは少し面倒ですが、続けていくと自分がどんな費用にいくら使っているのかがよく見えてきて結構楽しくなってきます。

さて、前置きはこれぐらいにして結果を報告します。ちなみに目標額は以前の記事で書いたとおり生活費200万円+例外•贅沢費用30万円の230万円でした。結果はどうだったのでしょうか…?

2020年僕ら夫婦2人暮らしの総出費は…252万8千円でした!
内訳は生活費が220万3千円、贅沢品費用が32万5千円という形です。

うーーん、ちょっと目標額を上回ってしまいましたね…。元々贅沢品は30万円を想定していたのである程度は許容範囲内ですが、生活費が10%もオーバーしてしまったのは少し心配ですね。とは言っても夫婦の2人暮らしなので1人頭126万円と考えればだいぶお安いものなのかもしれません。

続いてこの金額を費目別に見ていきましょう。まずは生活費からです。

生活費の費目別分析

上の表ですが、差異の列を見ると当初の予算より全体的にオーバーしてしまっていることがわかります。金額的に予算値から上回っているのが顕著なのは食費とその他の費用でしょうか。逆に娯楽のために使ったお金は予定していたものより3割ほど少ない結果となりました。

娯楽費が当初の予算を大きく下回ったのは、コロナ渦の影響が如実に表れているといっていいでしょう。外出する機会自体がめっきり減ったことで家計にとってはプラスの影響がでていました。その代わり家の中で消費するお菓子などは増えたかもしれません。食費の悪化要素として一番目に挙げられるのはそこでしょう。試しに食費の中でお菓子代が占める割合を記録してみたら大体毎月30%ぐらいとなっていました…(笑)これは健康上問題があるかもしれないので21年は(できる限り)気を付けたいと思います…。

それでも二人暮らしで食費月4万円というのはまあまあ妥当な数字ではないでしょうか。問題は「その他」としてカウントされている部分の費用です。これが毎月平均して1万円近く悪化してしまっているのですが、このその他に分類されているのは、本やこまごまとした雑貨、そしてシャツや靴下等を買い足したりした時の支出です。

正直に言うとこの部分は予算にうまく織り込めていなかったかなと思っています。毎月費用が発生する要因も異なり、年初にいくら見込んでおけばいいのかなかなか検討がついていなかった部分です。今年は去年の水準に合わせて月に1万5千円ほどは見ておいたほうがいいのかもしれません。

贅沢品・例外的な出費の明細

続いて上の表から贅沢品の費用の内訳について見ていきましょう。

そもそもこの部分の出費を生活費と分けて集計しているのは、これらの支出は最悪無くても生きていけないわけではないという理由からです。早期リタイア後にまさかのことが起こり、節約を迫られる状況になったらここから切り詰めることは比較的容易だと考えています。

結果としては予定していた30万円を2.5万円オーバーしてしまっていますね。コロナ禍の影響をここでも見て取ることができます。外出自粛の状況下、家の中でのQOLを向上させるために家電や調理器具に少なからずお金を使いましたし、在宅勤務に対応するためにディスプレイを買い足したりもしています。夫婦共通の趣味であるゲームも6本新たにソフトを購入しましたが、これもやはり家にいる時間が伸びたことが大きいでしょうね。

2020年はiPhoneを新調したり、やたら高い鍋を購入したのですが、これらは毎年起こる出費ではないでしょう。iPhoneは前のもの(旧世代の小さなSE。お気に入りでした)を5年近く使っていましたし、鍋は一生ものだと妻が言い張っています。なので毎年毎年同じものを購入することは考えにくいです。とは言ってもやはりある程度の「贅沢」とカウントすべき買い物は発生すると想定しておいたほうがいいのかなと僕は思っています。来年は掃除機やPCが壊れるかもしれない、という風にある程度枠の予算を持っておくことが大事です。

今後のFIRE計画はどうなる?

さて、改めて全体を振り返ってみると、230万円の予算に対して結果は252万円と、予算を10%弱オーバーしてしまった結果となりました。まあ結局のところ、これが現実なのですから受け止めるしかないのかなと思っています。年間を通して特に無駄遣いをしていたという実感もないので、実際はこんなものなのだというふうに捉えることにします。

もちろん自分たちで無駄遣いはしていなかったと感じても、使った金額が1,000万円とかだったら我々の所得水準からみれば大問題ですが、二人暮らしで250万円なら許容範囲内だろうと思います。

問題はFIREの計画をどうするかです。4%ルールを一つの基準として考えるなら、働かなくても生きていけるようになるためには250万円の25倍である6,250万円が必要になります。

もともとの予定だと230万円の25倍である5,750万円が目標金額だったので、今回の結果をそのまま適用すると500万円もゴールが遠のいてしまいました。これは僕らがもう一年間ぐらい余分に働かなければならないということを意味します。

ここで考慮しておきたいことは、生活費として必要なのは今のところ年間220万円ということです。このためにはその25倍の5,500万円があればまかなえるはずですが、いったんその金額を一つのチェックポイントとして、そこに到達したときに先のことは決定したいと思います。

5,500万円の資産形成を完了した時点で、まだそこから一年間働けるなら6,250万円まで資産が届くまで働き続けます。反対にもしその時点でサラリーマンを続ける気力が残ってなかったり、ほかにどうしてもやりたいことができていたとしたら一旦セミリタイアという形をとり、贅沢品に使いたい金額だけを何らかの形で稼ぐというスタイルをとっても良いのかなとも思っています。この辺は結構気楽に構えているということですね。

とにかく、過ぎてしまったことは仕方のないことなので、今後は今年2021年の出費がどうなるかを注視していきたいと思います。目標としては去年のレベルを超えてしまわないようにはしたいですね。毎年毎年ちょっとづつ良いものに手が出したくなって、支出がじわりじわりと増えてしまう現象は多くの人にあることのようで、Lifestyle creepなんて呼ばれていたりします。これを如何に制御できるか否かが僕らのようにLean FIREを目指す者にとっての重要なハードルなのでしょうね。

※補足:ただし4%ルールは30年間の退職期間を想定している資産のため、僕らのように30台半ばでのアーリーリタイアに対応するにはもう少し資産が必要と言われています。僕らはできれば3.5%の引き出し率を実現したいとも考えているので、必要な資産は年間支出の約28.6倍となります。(今回の数字である年間250万円を3.5%の引き出し率でやりくりするには7,150万円が必要となります。)実際に3.5%を目指すかどうかは資産形成を進めながら後々決めていこうと思っています。

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